施術の方針

当院は大きく分けると4つの特徴があります。

 

一つ目の特徴『身体は一つのユニットである』という考え方です。これは人間の体は主に筋膜などの膜により全身が繋がっているいるということです。例えば過去に捻挫や骨折などを経験したことで膜に癒着や捻じれが生じ、体の至る所に制限ができることが多くみられます。従って当院は全身を評価したうえで問題がある所を施術します。ですから痛みのある所とは関係のない所を施術することもあります。

 

二つ目と特徴『身体は自己調節、自己治療、健康維持能力を持つ』という考え方です。これは例えば、人間の体は風邪をひいたら熱が上がりますが、これは免疫力を向上させる体の自然なシステムなのです。また、転んで擦り傷が出来たら勝手に治っていきます。このように人間の体には内部環境を一定に保とうとする働きが備わっています。ですから当院は自然治癒力や自己調整力を最大限に発揮できるように施術を行っています。

 

三つ目の特徴は、『構造と機能は相互に関与し合っている』という考え方です。構造というのは骨格、筋肉、血管、臓器などの体のすべての構造物です。機能とは呼吸することや血液の循環であったり、食べもを消化したり、運動したり,体の働きのことです。この構造と機能が相互にに関係しているために、例えば頭痛、耳鳴り、めまい、胃痛、便秘、疲れやすい、などといった内科的な症状は、実は体の構造に問題があり、体の機能低下につながっていることが多いのです。ですから当院は構造を評価し施術を行っています。

 

四つの特徴『動脈の支配は究極である』という考え方です。動脈血は体に必要な酸素や栄養素、また免疫を担う白血球やリンパ、バランスを調整するホルモンなどを体の至る所へ運んでいます。ですから、血液の流れが滞ると、様々な病気を引き起こす原因にもなります。ですから当院では血液の流れが滞っている場所の圧迫を取り除き、正常な血液の流れを取り戻す施術を行っています。

 

 

*これらの特徴はオステオパシーの哲学、原理原則に沿って治療しています。